週末料理夫で家庭円満・背を真っ直ぐに!バナメイエビが美しい握り寿司に変身する下処理方法

先月、緊急搬送された夫ですが、徐々に体調を回復させながら過ごす日々。

病み上がり中に突然始めた包丁研ぎも、メキメキと腕を上げております。

こんなに輝くようになりました!
包丁研ぎ 包丁輝き.jpg
ご覧の通り、新聞紙もスーッと一切れ!
包丁研ぎ 新聞切り始め.jpg
包丁研ぎ 新聞切り.jpg
まるで実演販売コーナーのおじちゃんのようです。


ちなみに、使用している砥石はAmazonで大人気の砥石シリーズ。

その名も「刃の黒幕」シリーズ。


砥石だけで10種類。


そして砥石をメンテナンスする修正用砥石等のメンテナンス商品を合わせると数え切れないほどのラインナップ。

夫も、この修正用砥石(13,200円)が欲しいらしい。


娘に「父ちゃん、サンタさんに手紙書いてみたら?」と素敵なアドバイスをもらっています。


そうだね。

サンタさんがプレゼントしてくれたら嬉しいけど、今の時期、サンタさんは子ども達の対応で大忙しなのでは?

父ちゃんへのプレゼントを用意する時間はあるかなぁ??

大丈夫!

体調回復のため、人生初のアルコールを飲まない日々を実践中の夫。
アルコール購入をしばらく控えれば、浮いたお金でアッという間に買えちゃうよ。

夫よ。きばれ~!


さて、ピカピカに輝く包丁を使い、夫は何を作ったのか?と言うと・・・

スーパーで買ったバナメイエビの下処理を始めました。

エビの処理?

それって「包丁要らなくね?」とツッコミ入ります。

夫は、バナメイエビで息子の好物「エビの握り寿司」を作るとのことです。


アジイワシの握り寿司は作ったことがあるけど、エビの握り寿司は握ったことが無かったね!

ところで、バナメイエビって、小さくて背がクルっと丸くなっている状態で売られていますよね。

火を通せば、更に、丸く縮んでしまうのでは?

と思った方もいることでしょう。

では、どのような下処理を施せば、握り寿司用の真っ直ぐなエビに変身するのでしょうか?

楊枝を突き刺し背を真っ直ぐに!寿司ネタに変身・バナメイエビの下処理方法とは?

●用意するもの

・バナメイエビ
・爪楊枝
・漬酢→酢:砂糖:水=2:1:1

●手順

①エビの背筋を伸ばす

エビの頭側から尻尾の付け根あたりまで、殻とお腹の間に爪楊枝を通し、エビの背を真っ直ぐにします。
エビが大きくて爪楊枝が届かないときは、竹串を使います。
エビの寿司 エビ楊枝刺し1.jpg
エビの寿司 エビ楊枝刺し2.jpg
真っ直ぐになりました!!
エビの寿司 エビ楊枝刺し完成.jpg

②爪楊枝ごとサっと茹でる

お湯を沸かし、塩をひとつまみ入れたら、爪楊枝を刺したエビをサッと茹でましょう。

くれぐれも茹で過ぎないよう気をつけて。

エビの色が変わり、指で触ってみて少し弾力を感じるようになったら、エビを氷水に取り上げましょう。

一気に冷やすことで、余熱で熱が進むのを防ぎエビの身がプリっとします。
エビの寿司 エビ茹で上り.jpg

③エビの殻を剥いて腹を開く

エビから爪楊枝を抜きます。

尻尾が取れないよう気をつけながら、足の付け根辺りからはがすように殻を剥いていきます。

殻を剥き終わったら、腹側に包丁を入れ、腹開きにします。
エビの寿司 エビ腹開き完成.jpg
ほらっ!寿司屋さんで見るエビの姿になりました。

④漬酢にエビを浸す

漬酢(酢:砂糖:水=2:1:1)にエビを1~2分浸してザルにあげます。

このひと手間で、エビの身がパサつかず、酢と砂糖の効果で色が鮮やかに旨味が凝縮されます。

⑤すし飯で握り完成!

握り寿司完成!うまいぞ~!という肝心の写真を撮ってなかった・・・。
エビの寿司 完成.jpg
※お借りした画像です。
以上です。

今回、購入したバナメイエビは26匹ほど入って430円。

26貫で430円。

父ちゃん寿司屋さん。

儲けはありませんが、幸せな430円ですなぁ。

エビが大好きな息子は、大喜びです。

アッという間に完食。

キラキラに輝く包丁は、エビの腹を開く時くらいしか使いませんでしたが、満足気な夫です。

そして、次こそ包丁の出番か!?

こちらです。
パン生地 切り分け.jpg
パンの生地です。

1次発酵が終了した生地を切り分けているところ。ちゃんと包丁を使っていますよ!

夫は休日出勤のためスーツに着替えましたが、パンの焼き上がりが気になる様子。

ネクタイ締め、出発ギリギリのタイミングに、オーブンから焼き立てのパンを取り出していました。
パン生地 焼き上がり.jpg
この丸パンは、今年の夏、我が家の一大ブームだった牛肉100%手作りハンバーガーのバンズとして大活躍したパンです。

これがそのまま食べても美味いんだなぁ~。

夫は、一口食べ仕事に出かけていきました。

私は娘と一緒に、焼き立てパンとお湯を持って公園へ。
パン生地 公園1.jpg
お茶タイムです。
パン生地 公園2.jpg
温かいパンと紅茶が、身体に染み渡ります。

料理って変化の連続だなぁと感じる私。

丸くなったエビは真っ直ぐに。

粉はこねて焼き立てパンに。

粉はこねて踏んで自家製手打ちうどんに。

自分の手足を使い、目の前にある食材を変化させていく。

緊急搬送をきっかけに、夫が手をかける対象が変化してきたように感じる私。

それは夫自身こそが変化の時を迎えつつある証なのかもねー。

と、フト思いながら熱々の出来たてパンを食べる母ちゃんです。

●関連ブログ
・年越しは親子でうどん踏み♪自家製手打ちうどんは一晩寝かして美味しさアップ
・夫の緊急搬送と包丁研ぎ
・モスもいいけど家族で作る!とびきりの100%牛肉バーガーの作り方

SNSでもご購読できます。